2014年10月7日火曜日

Raspberry Pi 用冷却ファンのための試作 (第3段 多分最終)

今回の課題は次の3点.

  1. ファンを中に収める.
  2. ファンにカバーをかぶせる.
  3. ファンの音を少しでも小さくする.



追加で使った部品

以下の部品を千石電商で買ってきた.(しかし,毎週土曜の午前の千石と秋月は混んでいる)


防振シリコンシート

防振シリコンシートを使おうと思った理由は以下の2つ


  1. ファンとファンをつける蓋の間に挟んで蓋の振動を抑える
  2. ファンと蓋の間に隙間を作らないと,ファンが回らない (笑)


2番目の理由

ファンの羽になにかが軽く触っただけで,羽が回らないため,羽のむき出しの側を蓋に向けて取り付けるためには何かでファンと蓋の間に隙間をつくらなくてはいけない.

試した3つの付け方


(1) 最初はボルトについてる金属のワッシャを入れてみたが,ワッシャが羽に当たって (T^T)


(2) 防振シートをそのまま挟んでみると,ネジ穴の位置が微妙にずれているのか(完全手作りだから),蓋が立体だからか,シリコンシートが少しあまり,その端かファンの羽にあたる.  (T^T)


(3) 仕方がないので,防振シリコンシートを切ることにした.





ファンの取付

ナットが金属の場合,どこかに触って電気が流れる嫌なので,ボルトをプラスチックのものにした.




完成図(写真だけど)

前回のと違って,ファンに蓋もついて,ファンも中に収まっているので,多少見栄えも良くなった.
(でも,穴の形が多少いびつなのがやはり悲しい)

ファンの右下のユニバーサル基板を見たらわかるように,L字型にユニバーサル基板を切ってます.



宿題


ファンの制御プログラムは次の宿題

Raspberry Pi 用冷却ファンのための試作 (第2段)

Raspberry Pi用のユニバーサル基板では,あまり外に出る部分が大きいので,CPUの上に基板があまりかぶらないように小型のユニバーサル基板で作ってみた.

実機の写真

ケースを加工する工具を持っていないので,無理やりヤスリとはんだごて,カッターナイフで穴を開けてみた.

CPUの上に基板が重なるといやなので,USBシリアル部分はケースの外に,ファンの回路は左端に寄せて作ってみた.





USBシリアルの接続

今回使ったのは,スイッチサイエンスから販売されているArduino用のUSBシリアル.


上の実機の写真を見てもらうとわかるように,今回は回路全体が裏向きになるようにしている.
その理由は,Raspberry Piのシリアルのピン割り当てが8番ピンと10番ピンでUSBシリアル回路を表向きにつけると,配線がクロスしてしまうため,反対向き(裏向き)にしている.

下は,前回の回路の配線図.USBシリアル回路は今回も同じ.



するとうまい具合に,下の写真のようにUSBシリアルとRaspberry PiのGPIOのピンの接続はストレートが2本と斜め横につながるGNDが1本で済む.

今回は,小型とユニバーサル基板とシール基板で作成.






ファンの接続


上の回路図では,ファンの回路は5V以外は20と22番ピンからとっていたが,今回の試作では,なるべくCPUから離すために,32~40番ピンで作成.USBシリアル回路と同じく,シール基板を活用.






部品が着いた側の写真 抵抗とトランジスタとショットキーダイオード.



蓋と合わせてみると,ファンの穴がファン用の回路の基板とかぶるため,ファンはやむなく箱の外側に.


蓋を閉じて,動作させてみると下の写真のように動く.(ファンが回ってる状態の写真)



ファンの羽がむき出しの上,少しうるさいし,ファンが飛び出しているのも悲しいので,もう一回試作することにする.


2014年10月6日月曜日

Raspberry Pi 用冷却ファンのための試作 (Raspberry Pi 用ユニバーサル基板)


サンハヤトのRaspberry Pi用ユニバーサル基板で作ってみた. 

回路図

回路図は前回のブレッドボードでの回路と同じ





実機の写真

でかい(笑)

当然ではあるが,ユニバーサル基板はケースの外に全部出すしか無い.